この投稿は インタープリズム的「俺達私達の進捗を上げる25個前後のTips」 Advent Calendar 2015 - Qiitaの16日目 の記事です。
初めまして、Sと言います。 エクセル初心者の私がエクセルの勉強内容を備忘録として記事に書こうと思います。 今回の内容は日付などに関する関数についてです。
1. 日付、時間のシリアル値について
日付のシリアル値
- 日付ごとに割り当てられた通し番号のこと
例えば、 1900年1月1日 が 1 , 1900年1月2日 が 2 … - 9999年12月31日まで用意されている
時間のシリアル値
- 24時間を 0.0~1.0 の範囲に割り当てられた小数
- 当日の午前0時0分0秒 を 0.0 、 翌日の午前0時0分0秒 が 1.0 になります
→ 1.0 の 整数部 である 1 は 日単位への繰上げ になります
2. 日付、時間の足し算
先ほどのシリアル値を元に日付、時間の足し算をしてみます。
日付の足し算
時間の足し算
3. 勤務時間を計算する
ここからは、例を挙げながら関数を紹介していこうと思います。
まずは、下記の図はある人の勤怠表です。
普通に足し算で合計の計算を行うと、24時間を越えた分は日にちに加算され、
正しく計算ができません。
そのため、
HOUR(シリアル値)
: 時刻を表すMINUTE(シリアル値)
: 分を表す
といった関数を使用して、その日の勤務した時間、分を取り出します。 その結果を合計して勤務時間を計算することができます。
上記で挙げた例の他に、
YEAR(シリアル値)
: 年を表すMONTH(シリアル値)
: 月を表すDAY(シリアル値)
: 日を表すSECOND(シリアル値)
: 秒を表す
などの関数もあります。
4. 期間を求める
次に紹介するのは2つの期間を求める DATEDIF
関数です。
DATEDIF(開始日,終了日,単位)
今年も残り少ないですが、あと何日なのか計算してみましょう。
早いもので、今年はあと15日しかないのですね\(;゚∇゚)/
では、次に稼働日で計算してみましょう。
稼働日数を求めるには NETWORKDAYS
関数を使用します。
NETWORKDAYS(開始日,終了日[,祭日])
NETWORKDAYS.INTL(開始日,終了日[,週末][,祭日])
Excel2010/2013
また、稼働日数後の日付を求める WORKDAY
関数も合わせて紹介します。
WORKDAY(開始日,日数[,祭日])
WORKDAY.INTL(開始日,日数[,週末][,祭日])
Excel2010/2013
稼働日は残り9日しかないんですね…
今年やり残したことを片付けないと(ノ゚ο゚)ノ
5. 最後に
初めて記事を書いたので拙い箇所もあったと思いますが、
ここまで読んでくださってありがとございます。
今回勉強した内容を全て紹介できていませんが、残りは次の機会にします。
それでは、皆さん良いお年を!
参考資料
今回の記事を書くにあたり、下記の書籍を参考にさせて頂きました。
今すぐ使えるかんたんmini Excel関数 基本技 Excel 2013/2010/2007/2003/2002対応:書籍案内|技術評論社
インタープリズム的「俺達私達の進捗を上げる25個前後のTips」 Advent Calendar 2015 - Qiitaの17日目の記事