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interprism's blog

インタープリズム株式会社の開発者ブログです。

仕事の効率を上げる机と椅子の高さ

この投稿は インタープリズム的「俺達私達の進捗を上げる25個前後のTips」 Advent Calendar 2015 - Qiitaの23日目 の記事です。

こんにちは、abeです。 私は趣味でパワーリフティングをやっているのですが、その中のデッドリフトという種目で両手の位置をそれぞれ 約4cm ずらしたところ、記録を 5% 伸ばすことができました。スポーツでは勿論のこと、仕事でも、このような僅かな工夫で作業効率を5%上げることができれば、これは素晴らしいことだと思います。

エンジニアにとってもこの 小さな工夫 があるのでしょうか。

勤務先が変わったことで快適になった

私の現在の勤務先では、快適に、リラックスした気持ちで仕事に取り組めています。その理由には、親切な先輩方のサポートや空調の性能が大きいのですが、以前の勤務先では、先輩方に親切にしていただいたにも関わらず今ほど快適には感じていませんでした。 何がその原因なのかはこの時点では断言出来ませんが、作業しているときの姿勢が大きく影響しているのではないかと考えました。

作業をしている時の姿勢

作業中はその内容に応じて姿勢を替えます。

  • 動作確認中や構想を練るとき: 浅く座り、後傾して肩を背もたれの低い位置につける
  • エラーの原因を確かめる時や新しいクラスやメソッドを書いていく時: 椅子の中央に座りやや姿勢を上げる
  • 仕事の核心部分に入る時: 椅子を後ろに下げて上体を45°ほど前傾させる

といった感じです。そのほかにもいろいろありますが、いずれの場合も共通しているのは、

両足の踵が床にしっかりつきそれぞれ足の重量を支えることができる

ということです。勿論、時々片方の踵を反対側の足につけたり、両足の踵を椅子の足に乗せたりもしますが、その時でも 踵でその足の重量を支える ことに変わりはありません。

椅子を計測

現在、職場で使っている椅子の(いうまでもないことですが、座面の)高さは床面から 約41㎝ で、これが私の上半身の重さで少し沈みます。これに対して以前の勤務先の椅子の高さは 45㎝ でした。たった 4㎝ の差ですが、私の体のサイズを計測してこの 4㎝ の差が非常に大きいことがすぐにわかりました。

膝を曲げた状態で膝の裏を触ると、両サイドに筋があることがわかります。この筋から靴の裏までの距離を測ると 41㎝ でした。つまり、以前の椅子では 座った状態で床に踵をつけることができなかった のですが、 今の椅子ならばできる ということになります。

また、椅子の高さは41㎝丁度である必要はなさそうで、勤務先の最寄り駅にあるベンチの高さは38㎝程度、素材は木製なのですが、座り心地は良いと感じています。

以前、45㎝の方の椅子で大腿部に痛みを感じたのでクッションを使っていましたが、あまり改善はしませんでした。今になってようやく、柔らかさよりも大事なことが今になってようやく発見されたようです。

快適の条件1: 椅子の高さ

[1]足の重量をその足で支える:椅子の高さを、膝下から靴の裏までの長さ以下にする。

私はかなり身長が低いのですが、先述の駅のベンチや近くの公園のベンチでは、足の長さが余ります。恐らく、そのような場所では、女性や子供の利用が想定されているのでしょう。

机の高さ

椅子の高さに関しては、(科学的な検証は全くなされていませんが)結論が出たということにすれば、今度は机の高さが気になります。

奇妙なことに、以前の勤務先、現在の勤務先、自宅いずれも机の高さは70㎝でした。にも関わらず 使い心地はそれぞれ違います。

  • 現在の勤務先: ◎最も良い
  • 以前の勤務先: △良くも悪くもない
  • 自宅の机: ×あまり良くない

素直に考えれば、椅子との相対的な高さが関係しているのでしょう。机の上面と椅子の座面の高さの差は、

  • 現在の勤務先: 約29cm
  • 以前の勤務先: 約25cm
  • 自宅: 約32cm(椅子の高さは約38㎝)

でした。ここから先は本当に大雑把な話になりますが、 座った状態の肘の高さ が問題になるようで、椅子の座面から 32cm の高さに持っていくには 背筋を伸ばすか、腕を少し持ち上げる 必要があります。逆に 25cm の高さに持っていくには 前傾か後傾するなど姿勢を下げる 努力が必要になり、 28cm-30cm の高さには 自然と到達 できます。

仕事中に周囲を見渡してみたところ、 肘または前腕が机の天板に触れている ケースは極めて多く、肘の高さは重要に思えてきました。今、自宅でこの記事を執筆しているのですが、厚さ 4㎝ のスペーサーを使うことで筆が進むようになりました。

よって以下の条件が導き出されます。

快適の条件2: 机の高さ

[2]腕の重量を肘または前腕で支える:自然と肘を乗せられるように、机の、椅子に対する相対的高さを調節する。

会社での椅子と机の重要性

最近、大手IT企業で、机の高さを電動で高くして、立った状態で作業をするだとか、父の会社ではいろいろな机と椅子があり、毎日自由に作業する場所を替えて良いといった話を聞きます。しかし、その作業者や提案者が、体の姿勢についてどれだけ定量的に考えているのかどうか疑問です。少なくとも父は椅子の話はしても、椅子の高さの話は全くしません。多少なりとも予算をかけて机や椅子を購入するわけですから、それらに求められるスペック等はきちんと考えた方がいいのではないでしょうか。

新入社員が入社時に提出する書類に、希望する机や椅子の高さを書く欄はふつう、ありません。足台や椅子のクッションの有無を選択する欄もありません。この国では座るときの姿勢について大人から注意されることが多いと思いますが、大半の大人たちは、腹の内ではそんなことはどうでもいいと思っているか、単に社交的な問題としかみなしていないわけです。

冒頭の繰り返しになりますが、パワーリフターたちは、ライバルの記録を2.5kgだけでも上回るために、手の位置を工夫し、最適なラックの高さ、足台の厚さを試合の主催者に要求します。パフォーマンスの向上に余念がないということです。エンジニアの会社もこの視点があってもいいような気がします。

まとめ

快適な作業環境のためには以下が大切です。

[1]足の重量をその足で支える:椅子の高さを、膝下から靴の裏までの長さ以下にする。

[2]腕の重量を肘または前腕で支える:自然と肘を乗せられるように、机の、椅子に対する相対的高さを調節する。

普段エンジニアの方は 便利なツール(ソフトウェア)キーボードPC を厳選し生産性の向上に努めていると思いますが、 椅子と机 にも気を遣えば更に生産性がアップできるかもしれません。

インタープリズム的「俺達私達の進捗を上げる25個前後のTips」 Advent Calendar 2015 - Qiita24日目の記事

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