こんにちは。 私はinterprismで三年目エンジニアをやっていて、4月末で退職予定の者です。
目次
- 注意点
- 記事を書くことになった背景
- 何故退職するのか?
- 退職を機に気付いた事
- まとめ
- 番外編
- 締め
注意点
自分語りの内容となっております。 また、特にオチは御座いませんがご容赦下さい。
記事を書くことになった背景
前述の通り私は4月末で退職し、別の業種に転職します。
現在の環境
本社にて以下の様な割合でお仕事させて頂いています。
打診
自社作業中に手が空く時間帯があり、上司に相談させて頂いたところ、以下の打診がありました。
「私が退職に関する内容なんて会社ブログに書けるのか?!」と思いましたが
やる事が無いのが苦痛な私は、内心喜びがありました。
何を書くか
普通に会社に対する感謝や4月までの抱負等を書こうと下書きを始める私。
・・・いや待てよ
会社ブログでこんなタイトルで書くということは・・
そういうこと書いてもしょうがないな。
じゃあ何を書こう。
少々考えた結果、
「生業としては二度とエンジニアリングしない人間」として、最近気付いた事を徒然と書くことにしました。
何故退職するのか?
技術が好き
学生時代にプログラミング言語(C, C++, Java)に触れ、プログラマを志望する様になりました。
そしてinterprismに入社し、研修を受けて案件に参画して、どんどん技術が好きになりました。
自分の実装が世に出ていく楽しさ、ユーザーからの反応が返ってくる楽しさ。
これを味わえるのはプログラマ冥利につきます。
家でも電車の中でも水族館でも新しい技術を携帯で調べ、はたまた深い層を調べ、ITライフを満喫する程好きです。
私はとっても技術が好きなのです。
interprismが好き
私はinterprismが好きです。
以下、感情論になりますが特に好きなところ。
- 研修期間を終えても先輩方が多くの事を教えてくれた
- 仕事中のチームワークがすっごい
- 違う事を言っても曲がった事でなければしっかり話を聞く
- 家庭を大事にできる
そして何より社内の雰囲気が大好きです。
色んな趣味の人が居て、社内勉強会や懇親会(飲み会)で仲間の新たな一面を発掘できたりして、もうなんとも言えない雰囲気が好きです。
正直この業界、この会社は「楽しい」「やりがいがある」と思っています。
だけど...
私には夢があったのです。学生の頃に心に秘めていた、就職活動と同時に諦めていた夢がありました。
叶えることができ、お世話になったinterprismを去ります。
退職を機に気付いた事
実は退職を機に初めて気付いた事が幾つかあります。
お昼は仲間と一緒にご飯食べた方が良い
家族の話になりますが、私には家族(妻と2歳の子供)がおります。
貯蓄をする必要がある為、お昼ご飯は愛妻弁当です(美味)。
そんな私が、退職が決まった時期に現場から本社に戻る事となりました。
作業場所が現場から本社に移ると、お弁当民が多く、「一緒に」ご飯を食べる機会が多くなりました。
必然的にコミュニケーションが多くなります。
このコミュニケーション、とても大事だった事に最近気付いたのです。
これにより以下の効果が得られる事がわかりました。
- 作業に詰まったら質問しやすくなった。 結果として作業が早くなる。
- よって、作業が楽しくなる。
- 会社で良く話す様になる。
- よって、仕事に行くのが以前より楽しくなる。
良く考えれば(良く考えなくても)当たり前の事なのですが、身を以て感じました。
当たり前の事をやったら当たり前に自分の環境が楽しくなったのです。
仕事の話以外でも会話した方が良い
上記の補足になりますが、コミュニケーションが業務以外の話もした方が良いと思うのです。
以下の効果が得られます。
- プライベートのひととなりを垣間見ることによって接しやすい
- 気分転換になり、リラックスして仕事に臨める
- 仕事に行くのがより楽しくなる
常に自分がいつ抜けても大丈夫な様に作業をした方が良い
前提:元々ふざけていた訳ではないです。ちゃんとやっていなかった訳ではないです。
「常に自分がいつ抜けても大丈夫な様に作業をした方が良い」という事を念頭に作業すると、より以下の作業が丁寧になりました。
- ドキュメント作成
- コメント
- 機能の拡張性
- 可読性
自分が居なくなったら、実装した機能に一番詳しい人が居なくなるわけです。
次に手を加える人は、ドキュメントやコード、コメントを頼るしかありません。
その人が困らない様、その人に陰で文句を言われない様にするしかありません。
これを常に意識すると、
「このメソッドはサブクラスでオーバーライドした方が拡張性高いなぁ」とか、 「このドキュメントに、自分が勝手に作った造語が入っていないか」とか、 「変数名これじゃ何表してるんだかわからんな」とか、 「分かりやすいコメントを付けよう」とか。
など、より丁寧にできる様になりました。
入社前と現在でプログラマに対するイメージの変化
これは余談かも知れないですが、最近ふと気付いた事ですので、書きます。
入社前のイメージ
プログラミングのスペシャリストになっていく。
現在のイメージ
プログラミングのスペシャリストだけでなく、ジェネラリストになっていく。
何故そう思うか
というのも、 プロジェクトに関わる内に様々な分野の知識を吸収していくことになるからです。
例として、
①プロジェクトがECサイトの場合
- 決済処理
- 会計処理
- 物流フロー
②プロジェクトが金融システムの場合(予想)
- 資金の流れ
等、これらの知識が無いと実装や設計等が出来ません。
各プロジェクトで業務を遂行していく内に周辺知識を吸収していくことができます。
また、多くのプロジェクトに参加できるのでプロジェクト数だけ学べます。
なので現在のプログラマのイメージはジェネラリストであると感じました。
まとめ
この記事をざっくり要約すると、「良く考えると当たり前の事をやってみて、良さを実感した」というお話でした。
もし、状況を少し変えたい方が居たらやってみると良いかもしれません。
番外編
と、ここまで書いてレビューをして頂いた時に、
「interprism愛が強すぎてブラック臭がしちゃう・・」
↑(執筆中に自分も思いました・・)
と指摘頂いたので、少しネガティブな部分も考えて、挙げてみました(短絡的)。
interprismのネガティブなとこ
新入社員 → 先輩社員
私が2年目になった時に、先輩社員になったという実感はなかったです。今でも胸を張って「ある」とは言えません。
むしろ2年目社員は、現場でまだ一番経験が浅いポジションかと思います。なので、2年目の社員は自分が先輩であるという自覚はあまりないと思います(少なくとも自分はそうでした)。
正直2年目はまだまだ成長するべき時期だと思うので、少しもったいないかったかなと最近感じました。
そこで、せっかく新入社員合宿があるので、合宿に2年目の先輩を道連れにしてするというのもアリだと思います(現場との兼ね合いがあるので難しいかもしれませんが)。
合宿で2年目社員は以下の事を。。
- 新入社員に技術の事を教える
- 引率の上司に先輩のあり方等を講義してもらう
以下のメリットが考えられると思います。
- 先輩社員としての自覚が少なからずつく
- 自分より技術力が下にある人へ教える技術を培う
- 自分の技術力の整理になる
- 自分の成長の意欲になる(後輩に抜かれたくない焦り)
- いつか一緒に現場行った時の予行演習に少しでもなれたらいいな(希望)
トイレの個室が二つ欲しい
2人以上が緊急の時もあるので・・
締め
私は職を変えます。ですが、この業界、interprismが好きです。
多くの経験をさせてくれたinterprismに心から感謝します。